ビスホスホネート製剤・デスノマブによる顎骨壊死について(口腔外科・予防歯科)。『貝塚・岸和田・泉佐野・熊取で安心できる歯医者ならやまぐち歯科』
こんにちは、歯科助手の角野です😁✨
2003年、ビスホスホネート製剤を使用している患者様達の歯科治療(抜歯)後に、顎骨壊死がおきることが、米国で報告されました。
それからすでに15年が経過しようとしていますが、現在でもなぜ顎骨壊死が起こってしまうのかはわからず、有効な治療方法も確立していないのが現状です。
ビスホスホネート制剤は、主に骨粗鬆症やがんの治療に用いられている薬剤ですが、同じような治療目的で開発されたデノスマブを使用する患者さんも顎骨壊死が起こることが、2010年に米国で報告されました。
顎骨壊死は、日本国内では現在およそ6.000~10.000名が罹患していると考えられており、決して多くありません。
しかしながら、ビスホスホネート製剤やデノスマブを使用している患者さんでは歯科治療を受けることで起こる可能性があり、いったん起こってしまうと理想的な歯科治療が行えなくなる場合があります。
口の中の生活の質が非常に低下するばかりか、最悪の場合にはあごの骨を切断する場合もあり、生活にも大きな影響を与える可能性があります。
ビスホスホネート製剤などを服用されている患者様は毎日のように来院されるのが日本の現状です。
歯科治療に関するガイドラインはございますが、最新の情報は常にアップデートが必要であります。
患者様が安心して治療を受けられるように、情報収集・情報発信に努めて参ります!
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