過剰歯・先天性欠損歯をパノラマレントゲンにて確認しましょう。(小児歯科・予防歯科・矯正歯科)『貝塚・岸和田・泉佐野・熊取で安心できる歯医者ならやまぐち歯科』
当院では歯周病やインプラント治療だけでなく、小児歯科にも力を入れています。
リスクが高い方のむし歯や歯周病のコントロールは患者様のご協力が大いに必要になってくるため、患者様の負担も大変です。
子供のころから予防歯科に取り組むことによって低リスクな状態を維持することが出来れば、将来お口のことでお困りにならないように出来ます。
定期健診で来られる子供さんの成長を見させて頂くのはとても嬉しいものです(*^_^*)
子供さんの永久歯の生え代わりも成長の一つです。
生え変代わりがうまくいくのが当たり前だと思いがちですが、実は、外から見ているだけではわからない問題が起きてくることがあります。
中でも特に多いのが「過剰歯」と「先天性欠損歯」です。
これらは早期発見により歯並びや噛み合わせを守ることのできる場合が多々あります。
生え代わりが始まる6歳くらいになったら、パノラマレントゲン(お口の中全体のレントゲン写真)を撮ってみることが有効です。
①30人に1人の「過剰歯」
「過剰歯」とは「余分な歯」のことです。
親知らずを除いた本来必要な28本の永久歯のほかに、余分な歯の芽ができ、育ってしまったものをいいます。
過剰歯の問題点は、その余分な歯が、キレイに生えてきてほしい永久歯の道筋を遮ったり、それだけでなく、悪い方向に押して傷めてしまうことです。
過剰歯が見つかる場合はたいていが上顎の前歯の周囲で、「前歯がなかなか生えない」「前歯の生え方が変だ」と相談に来院された際、レントゲンで発見されることが多いです。
周りの歯の被害を防ぐには、早期発見が重要です。
②10人に1人の「先天性欠損歯」
歯の本数が足りない「先天性欠損歯」は10人に1人程度に見られ、珍しくありません。
まずは治療が必要か、経過観察でよいかを診断が必要です。
矯正治療で対応したり、乳歯がよい状態で残っているならむし歯を予防して乳歯を大事にもたせ、経過観察します。
大人になって乳歯がダメになってからブリッジや義歯やインプラントを入れるという方法をとります。
成人になっても乳歯を続けて使えるケースも珍しくありません。
先天性欠損歯の治療は、将来を見越しながら進めていくことが大事なのです。
※「レントゲン」というと、放射線量が気にならっれる方もいらっしゃいますが、歯科では患者様が最小の被ばく量で最大の利益を得られるよう適切に撮影しています。
過剰歯や先天性欠如歯をはじめ、子供さんのお口の中は、レントゲンで診ないとわからないことがたくさんあります。
子供さんのお口の健康を守るために、是非パノラマレントゲンをお役立てください(*^_^*)
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