【妊娠と歯周病!】
こんにちは!管理栄養士兼歯科助手の橋本です!
妊娠時に歯周病にかかると母体とお腹の子に悪影響があるのはご存知ですか??
1996年アメリカの研究で、早産の人や低出生体重児を出産した人たちを調査したところ、歯周病が進行している人が大勢いたのです!
そのリスクは歯周病でない人のなんと7.5倍で、初産になると8倍近くになります!!
グラフに示した通り、様々な原因が挙げられますが、それらよりもはるかに上回る数値です!
歯周病には女性ホルモン(エストロゲン)を好む細菌がおり、妊娠すると女性ホルモン値が高くなるため、歯ぐきの炎症を起こしやすくなります!
歯ぐきが赤く腫れるなどの症状が出たら、受診をオススメします!
予防の観点からも、つわりが落ち着いた中期ごろに、一度歯科検診を受けておくと良いでしょう!
産後は育児などなかなか受診が難しいので、妊娠中に歯のケアを済ませておくと、安心です!
※その際には、必ず「妊娠中」とお伝えください!
また家族に虫歯が多いと、虫歯は唾液を介して感染する可能性があります!
そのため、子どもの虫歯を減らすには、まずは周りの大人たちが口内環境を良い状態に保つよう心がけ、子どものケアをしっかりできる体制をとっておくことが、感染のリスク減少に繋がります!
何かお困りごとがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください!