【関節リウマチと歯周病の関係性】
こんにちは

歯科衛生士の濱道です

今日は関節リウマチと歯周病の関係性についてお話します
関節リウマチは関節内部の滑膜に炎症がおこる自己免疫疾患で、主に手足の腫れ、痛み、こわばりなどが症状でみられます。
手の痛みなどが原因でセルフケアの質が落ち、口腔衛生不良となり歯周病を併発しやすいと考えられていましたが、
現在では様々な研究により、関節リウマチの治療に用いる免疫抑制剤によって、お口の炎症が起こりやすくなる影響も考えられています。
実際の調査でもリウマチ患者は非リウマチ患者よりも歯周病に罹患するリスクが高いという結果がでています。
関節リウマチの完全な予防法はありませんが、生活習慣を改善し規則正しい生活を意識すること、また口腔ケア、特に歯周病の予防も重要になってきます。
歯周病の予防には毎日のセルフケア、定期的な歯科検診の受診が大切です
「しっかり磨けているから大丈夫」と思っていてもブラッシングが行き届いていない方も多いです。
歯周病は痛みなどの症状が出にくく、気づかないうちに進行する恐ろしい病気です
当院ではその方一人一人に合った補助用具の選択、ブラッシング指導を行っています
長年歯医者にかかられていない方、磨けているか不安な方など、誰でもお気軽にご相談ください
