【電子タバコはお口に優しくない】

こんにちは🍭やまぐち歯科の森山です!


電子タバコは「紙タバコより安全そう」と思われがちですが、実はお口にとって大きなリスクが残っているのをご存知ですか?🚬


紙タバコには 一酸化炭素・タール・タバコ特異的ニトロソアミン(発がん物質) が多く含まれています。電子タバコではこれらは減ってはいるものの、ニコチンはしっかり含まれています。


🔴一酸化炭素:歯ぐきの血流を悪くして、歯周病や傷の治りを遅らせます。


🔴タバコ特異的ニトロソアミン:強い発がん物質で、口腔がんのリスクを高めます。電子タバコでは少なくなっていますがゼロではありません。


🔴タール:ヤニ汚れだけでなく、発がん物質を含みます。電子タバコではほとんど減っています。

ニコチン:電子タバコでも多く含まれ、血管を収縮させて歯ぐきの血流を悪くし、歯周病の進行や治りの遅さにつながります。また、唾液が減ってむし歯や口臭の原因にもなります。さらに依存性が強いため、長く使い続けてしまい、結果的にお口の健康への悪影響が続いてしまいます。


さらに近年の研究では、加熱式タバコを吸う妊婦さんからは低出生体重児が増えることや、子どもにアレルギーが出やすくなることが報告されています。


また、妊婦さん本人が吸っていなくても、旦那さんや家族が近くで吸うと同じように赤ちゃんに悪影響を与えます(受動喫煙)。


まとめ


電子タバコや加熱式タバコは「紙タバコより害が少し減る」だけであって、お口にも体にも良いものではありません。特にニコチンの悪影響はそのまま残り、さらに妊娠中の赤ちゃんにも影響するため、ご本人もご家族も吸わないことが一番大切です。

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