【根分岐部病変】
おはようございます⛷歯科衛生士の森山です🦷
皆さんは歯周病の根分岐部病変をご存じですか?
根分岐部病変(こんぶんきぶびょうへん)とは、図のように奥歯の根っこが複数に分かれている股の部分(根分岐部)まで歯周病が進行し、骨が溶けてしまった状態のことをいいます🦴🦷
ここまで進行すると、歯がグラグラしたり、歯ぐきが腫れやすくなったり、汚れが溜まりやすくなります💦
構造が複雑なため清掃が難しく、治療も簡単ではありません✅
抜歯につながる可能性が高くなる、注意が必要な段階です😰
根分岐部病変には進行度の分類があります📝
Ⅰ度:ファーケーションプローブ(根分岐部の検査に用いる専用の器具)が3mm以下入る状態
Ⅱ度:3mm以上入るが、反対側までは貫通しない状態
Ⅲ度:完全に貫通している状態🔍
分岐部がⅡ度になると歯を失う確率は約2倍、Ⅲ度になると約5倍に高まると報告されています😱
さらに、喫煙習慣があり、定期的な歯科受診をしていない場合は、Ⅱ度で約10倍、Ⅲ度では約17倍まで上昇するという報告もあります😭
進行すると、その歯だけでなく周囲の歯にも悪影響を及ぼすことがあります😣
根分岐部病変が起こりやすいのは、下顎大臼歯や上顎大臼歯です🦷
頻度は高くありませんが、上顎第一小臼歯も根が2本に分かれているため注意が必要です!
根分岐部病変はゆっくり進行するため、初期にはほとんど症状がありません。
「痛くないから大丈夫」と思っている間に進んでしまうこともあります💦
だからこそ、早期発見がとても大切です✨
定期的な歯科受診で状態を確認し、悪化する前に対処が必要です🏥
今ある大切な歯を1本でも多く守るために、できることから一緒に取り組んでいきましょう😊





