【炎症について】
こんにちは

歯科衛生士の西野です

今日は歯医者でもよく聞く『炎症』についてお話しします
炎症とは何でしょうか
炎症は、体が自分を守るために起こす自然な反応です
傷や感染、異物が体に侵入したとき、免疫システムがそれらから体を守ろうと働きます
具体的には、腫れ、発赤、熱感、痛みといった症状が現れることが多く、
これは免疫細胞が集まって異物を排除したり、傷ついた組織を修復しようとする過程です
口の中の炎症
特に口の中は細菌が多く、歯肉炎や歯周炎のように細菌による炎症が起こりやすい場所です
例えば、歯垢(プラーク)がたまると、そこに含まれる細菌が歯肉に炎症を引き起こし、腫れたり、出血したりします。
放っておくと歯を支える骨まで影響し、最悪の場合、歯が抜けてしまうこともあります
炎症を防ぐには、日々の歯磨きや定期的な歯科クリーニングで、口の中を清潔に保つことが、こうした炎症を防ぐ基本です
さらに、栄養バランスの取れた食事やストレス管理も免疫力を高め、炎症の予防につながります
炎症は決して悪いものではなく、体が自らを守ろうとする自然な防御反応です
ただ、それが長引いたり、強すぎたりすると、かえって体にダメージを与えてしまうこともあるので、適切なケアが大切です
