未処置の永久歯う蝕(むし歯)
こんにちは!歯科衛生士の巽です😄
3つ前の投稿につづいた内容となっています。ぜひそちらからご覧ください🤗!
今回のWHOの決議は、2010年に報告された︎GBDが大きなきっかけとなっています。
GBDの報告の中で、歯科関係者に大きなインパクトを与えたのが、約300ある疾病の中で.「未処置の永久歯う蝕(むし歯)」が1位になっていることです🥲
当時、日本に限らず世界中の歯科関係者には、むし歯は減っているという印象がありました。ただ、「他の疾患と比べるとどうか」という視点を持つと割合は減って入るものの、他の疾患に比べると非常に多いという認識が必要です。偏頭痛や腰痛など医科の疾病も合わせた中でむし歯の有病率がもっとも高いのが実状です✨
The Global Burden of Diesease2010Study(略:GBD)世界中の大学や研究所などが参加する国際的な調査プログラムで、1990~2010年までのん世界の疾病負担と危険因子が寄与する疾病負担の実施・報告したもの。
現在日本は、世界一の高齢化率で高齢化が進んでいます。同時に、社会保障給付費も年々増加しており今後もどんどんと増えていくことと思われます。そんな中で重要な課題が健康寿命の延伸です。
歯周病は、糖尿病や高血圧、心血管疾患、誤嚥性肺炎、また65歳以上で6人に1人の有病率である認知症のリスクを上げることが分かっております。ご自身やご家族、周囲の方々がより健康で長生きできるよう是非歯科での定期検診を受診してください🤗🌞