骨太方針
こんにちは歯科衛生士の巽です😊
近年では予防歯科など、どんどんと歯科の重要性についての理解も広まってきております。
歯科医療とは「生活を支える医療」としても見直されはじめています。骨太方針2017より、歯科の重要性が初めて評価されて以来、5年連続して歯科の文言が明記されています☝📒
骨太方針(経済財政運営と改革の基本方針)とは、政権の重要課題や翌年度予算編成の方向性を示す方針です。
2021年の骨太方針として歯科の領域では、
⓵「フレイル対策」と②「疾病の重症化予防」を実現し、健康寿命の延伸に繋げることを求めた内容となっております😌
①「フレイル」とは、加齢や疾病によって、身体的・精神的にさまざまな機能が衰え、ストレスにより心身ともに脆弱になった状態のことです。そして、口腔機能の軽度な低下や食の偏り方を含むフレイルの一つが「オーラルフレイル」です。
🦷オーラルフレイルに視点をおいた後期高齢者の方の歯科検診の受診率をたかめること
②「疾病の重症化予防」については、さまざまな全身疾患(糖尿病、高血圧、脳血管疾患
また、アルツハイマー型認知症など)へ影響を及ぼすと言われている
🦷歯周病対策による全身の健康増進への取り組み。
を一つとしてあげています。
歯科からのアプローチによって全身疾患の重症化予防に寄与することで、結果的には私たちの健康生活を支える制度、市町村の国民健康保険財政にも貢献できると掲げています🧐
また、超高齢社会である日本ではいま自治体にとって健康寿命延伸は差し迫った課題です…😥😥そのため現在、後期高齢者医療広域連合でも歯科検診に力を入れています。合わせて小中学校での健康教育も重要であると歯科の役割について説明されています。
みなさんもご自身のからだの健康への気遣いの1つとして、ぜひ歯科での定期健診を受診してください🥰👑
⇩オーラルフレイルのセルフチェックリストです💡
