【お口の中にもがんが出来ることをご存知ですか】


こんにちは!歯科助手の田中です
国立がん研究センターによると、2018年にがんで亡くなった方は約37万人。
その中でお口周辺のがん(お口のがんは喉の一部と一緒にカウントされています)で亡くなった方は7576人です。
男性は女性のほぼ2倍5年生存率は男性で6割、女性で7割です
がんができる場所は、舌が60%、そして下顎の歯肉、口腔底、上顎の歯肉と続いています
お口のがんは、口を開ければ自分でも見えるというメリットがあります。
ですが、実際に鏡を見てお口を覗いても見える範囲は限られ、舌の奥や上顎の奥の方は見えない所も沢山あります
どんながんでも早期に発見すれば生存率も上がり、手術後の機能も保たれます
しかし、早期のお口の中のがんを見分けるのは歯科医師でも難しいものです
お口のがんにも色々な種類があり、口内炎のような見た目や、白いできものができてくる、
赤くなってくるなど様々なバリエーションがあるからです
また、今はがんでなくても将来的にがんになる可能性が高いものもあります
前がん病変、前がん状態と言われており、「白板症」「紅板症」などがあります
お口の中に1週間経っても「治りにくい口内炎がある」「白い部分や赤い部分がある」「黒い部分がある」
このような状態がありましたら、一度歯科医院へご連絡ください
