【顎骨壊死に関するガイドライン2023年改訂について】
こんにちは、歯科助手の川島です!
当院では患者様の全身の健康のために医科歯科連携に力を入れて取り組んでいます
骨粗鬆症の方の骨折予防のために使用される薬剤の顎骨壊死が近年問題となっています
顎骨壊死に関するガイドライン改訂について兵庫医科大学医学部歯科口腔外科科学講座主任教授 岸本裕充先生が非常にわかりやすく要点をまとめて下さっていましたのでご紹介します
①呼称をMRONJに変更
②MRONJの診断およびステージ分類を一部変更
③わが国での骨吸収抑制薬の薬剤•用量別にみた最新のMRONJの発症頻度を記載
④MRONJ発症のリスク因子としての抜歯よりも抜歯を必要とする歯性感染を重視(特に低容量では)
⑤抜歯などの歯科処置•手術前の予防的休薬は原則不要
⑥MRONJ治療における手術の優先度が高まった
⑦『医科歯科』連携から薬剤師も含めた『医歯薬』連携へ
多職種連携には共通の言語、基準が重要です
歯科から皆様にお役立てるように取り組んでいきます