歯根部のむし歯予防(予防歯科・むし歯)『貝塚・岸和田・泉佐野・熊取で安心できる歯医者ならやまぐち歯科』
こんにちは!
歯科衛生士の巽です🌙
皆さん8020運動とはご存知でしょうか?
美味しくご飯を食べれるためにと厚生労働省がはじめた
「80歳になっても20本以上歯を残そう」という取り組みです🦷
予防歯科が推進されたことで、その達成率は年々増加傾向にあります。
多くの歯が保たれるようになった一方で、ご高齢の方に多発しやすい
「根面カリエス」の増加が課題となっております。
根面カリエスとは、歯の根が露出することでそこがむし歯となるものです。
歯根部は本来であれば歯茎に覆われているためむし歯になることはありません。
しかし、歯茎が下がってしまうことで露出してしまいます。
歯冠部は、エナメル質という硬い組織に覆われているため、酸への抵抗性が強いため
比較的むし歯になりにくいです。
ただ、露出した歯根部というのはエナメル質よりも酸への抵抗性が弱く非常にむし歯になりやすいです。加えて、年齢を重ねると唾液の分泌量が減少してしまうため、唾液の作用である食後の酸性に傾いた口腔内を中性に戻すという働きが弱くなります😥
そこで歯根部のむし歯予防としては、歯ブラシなどでのセルフケアに加えて
フッ素をぜひ活用して下さい💡
高濃度フッ素配合の歯磨き粉の使用に加えて、その後にフッ素ジェルを露出した根面へ塗ることでよりフッ素の効果を得やすいです。
また、予防の一つとしてまずは根面を露出させない。ということも大切です。
歯茎が退縮してしまう原因として、
歯ブラシの磨く強さが強かったり、歯茎の近くに歯垢がついてしまってるなどが
あげられます。
また、むし歯の予防・早期発見のためにも定期健診の受診をおすすめします😌🌈
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