歯周病・インプラント治療の勉強会(歯周病・歯周組織再生療法・エムドゲイン・歯科衛生士)『貝塚・岸和田・泉佐野・熊取で安心できる歯医者ならやまぐち歯科』
先日はCECPというスタディグループにて歯周組織再生療法についての講演をさせて頂きました。
CECPは歯周病治療とインプラント治療の勉強会で医院力や歯科衛生士のレベルアップを目的としています。
当院の歯科衛生士も何度か発表をさせて頂き、それぞれレベルアップに繋がりました。
講演内容としては若手歯科医師・歯科衛生士を対象に
①歯周外科の必要性
②EBM(科学的根拠にのっとった治療)、骨移植材について
➂術式
④症例(コンサバティブな術式、MIST、
M-MIST、根尖まで骨吸収した重度ケース)
といった内容でお話しました。
インプラント治療を行う前に、まずは徹底的に歯を残す治療を行うことが歯科医師として大事だと考えています。
歯周病治療の引き出しとして歯周外科があれば、残せる歯は増えます。
さらに歯周組織再生療法を行うことが出来れば、従来なら抜歯になるような歯でも残せることがあります。
①適応症選択
骨壁の分類・分岐病変の分類・骨欠損の深さや幅
プラークコントロール・全身疾患・リスクファクターなど
②切開線の設定
骨欠損の把握(ボーンサウンディング、コーンビームCT)
歯間乳頭の保存や裂開を防ぐための切開法
➂縫合法(インターナルマットレス縫合やモディファイドマットレス縫合)
一次治癒を得るためのバットジョイントでのテンションフリー縫合
各種目的に応じたマットレス縫合の選択
④術後管理
経時的な治癒に応じたプラークコントロール
再評価の適正な時期
など、おさえるべきポイントについてまとめました。
自分の頭にインプットしてきたことを講演でアウトプットすることにより自分のレベルアップに繋がります。
また次回の発表に向けて頑張ります!
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