エンドペリオ病変について
こんにちは😃歯科衛生士の太田です🌻
歯の神経が弱ってしまったり、神経の治療後に再感染を起こすと、根尖性歯周炎と呼ばれる根の先に慢性の炎症が出現することがあります☝🏻
この根尖性歯周炎と歯を支えている骨が破壊されていく歯周病が起きてしまい2つの問題が繋がってしまうことがあります。この状態をエンドペリオ病変と言います🦷
(図は月刊歯科衛生士2018/6月号より引用)歯周検査(歯茎の検査)では急に根尖(根の先)にまで及ぶポケットが認められ、この場合の可能性として、根の破折、急性炎症によるポケットの出現、エンドペリオ病変などが疑われます😶
急性炎症の場合は歯周病治療を行うことで改善をはかることができますが、エンドペリオ病変の場合はエンドファーストと言い、歯の神経の治療が優先とされる為しっかりと診断を確定させる必要があります🦷
患者様の自覚症状がない場合は歯科衛生士が行う歯周検査がエンドペリオ病変の発見の鍵となるのでとても重要です🔑エンドペリオ病変は放置してしまうと抜歯になってしまうこともありますが、適切な治療を受けていただくことで炎症が改善し深くあったポケットが消失する場合もあります😊
また院長の師匠でもある大月基弘先生のSAVE THE TEETHのセミナーではエンドペリオを学べるコースもあり、先生や歯科衛生士が共に学ぶことにより医院力のアップに繋がります✍
今後もスキルアップに努めていきます😁✨