口腔がんについて①（口腔外科）『貝塚・岸和田・泉佐野・熊取で安心できる歯医者ならやまぐち歯科』

本日は口腔がん（舌がんや歯肉がんなど）についてお話しいたします。
日本人の死亡原因第一位は「がん」ということは皆さんご存知でしょうか？
データでいきますと
→2人に1人はがんを患い、3人に1人はがんで死亡する
というかなりの高確率なのです。
そんな中で我々歯科医師が診る口腔がんの死亡率は46.1％　
なんと罹患者の半数が亡くなるという病気です。
そして、日本における罹患者は年々増加しているのです。
先進国で死亡者数が増加しているのは日本だけであります。
他国では患者数が減っているのではなく、死亡率を下げているようです。
ポイントとしては次のようなことです。
・早期の気づき、早期の検査が死亡率に大きく影響している
アメリカでは口腔がん検診推進キャンペーン活動が歯科医師会主体で行われている
・セルフチェックや予防に対する意識がもともと高い
（皆保険制度がないため病気になると非常に高額な医療費を払わなければならないため）
・日本では口にがんが出来るという認識があまりない
（歯科で診てもらうという認識もない）
この問題は我々歯科医師がもっと情報発信していかなければならないでしょう。
次回は口腔がんの原因についてお話しいたいます。

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