歯周病と新型コロナウイルスの重症化、死亡リスクについて。(予防歯科)『貝塚・岸和田・泉佐野・熊取で安心できる歯医者ならやまぐち歯科』
口腔ケアが新型コロナウイルス感染予防に役立つことは以前書かせて頂いておりますが、
歯周病に罹患していると新型コロナウイルスによる重症化や死亡リスクが高まることが明らかになってきています。
イギリスの研究チームが新型コロナウイルスに感染して死亡された方のお口の中を調べたところ、大量の歯周病菌がみつかったそうです。
これまで言われていた心臓病、高血圧、糖尿病などだけではなく、口腔内細菌(歯周病菌など)も関係しているとことが示唆されました。
※イギリスの医学雑誌『ランセット』に掲載された文献です。
Patel, Jay, and Victoria Sampson. “The role of oral bacteria in COVID-19.” The Lancet Microbe 1.3 (2020): e105.
歯周病菌が出す「プロテアーゼ」という酵素が、ウイルスの体内侵入を容易にしてしまうことはすでに知られています。
子供さんが新型コロナウイルスにかかっても重症化しにくいのは、歯周病になっていないからではないか、という指摘もあります。
歯周病は無症状で進行する「静かな病」とも言われます。
新型コロナウイルス感染症の第4波の襲来と言われる今、ご心配な方や長らく歯科受診されていない成人の方は一度歯科受診をして歯周病の診断、コントロールをしておくことがおすすめです。
「大阪 貝塚市 岸和田市 泉佐野市 熊取町 やまぐち歯科のオフィシャルサイト」