コロナ時代 健康管理の鍵は(オーラルフレイルの予防)

医科の立場から飯島氏は、フレイルとは、加齢に伴う心身機能の低下で可逆的であることや体力だけではなく精神面・社会性も含むことと説明し、社会的なつながりを失うことがフレイルの最初になると強調した。「コロナフレイル」として、外出回数の減少、食事の変化などにより、サルコペニアの進行、フレイルの状態の悪化になるとした。
その上で、超高齢社会において、健康寿命の延伸を実現するためには栄養管理は重要で、そのためにはしっかり噛んで食事することが大切と話した。
歯科の立場から平野氏は、オーラルフレイルの概念について、口腔機能低下、食べる機能の低下、さらには心身の機能低下までつながる負の連鎖に警鐘を鳴らしたものと述べた上で、オーラルフレイルは可逆的で、トレーニングにより口腔機能の回復だけでなく認知機能(注意喚起)などにも効果があることを説明し、些細な口の衰えを年齢のためと考えるのではなく、かかりつけの歯科医師に相談するよう伝えた。

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